業種別アドバイス
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一味変わった体験を実店舗に求める消費者の傾向

体験型にフォーカスして収益率を上げる

小売店業界の実店舗において消費者は「体験・経験」を求めている一方で、店舗は物流やITといった従来型の方策に力を入れています。

若い世代の意見は違う

グローバルコンシューマーインサイトサーベイの PwC'sの年間消費者動向調査によると、オランダの31歳以下の若者はゆっくり座れる座席エリア、きちんとしたサービス、個人のお買い物を手伝ってくれるパーソナルショッパーサービスに価値を置くという調査結果が出ました。また若者は成人消費者よりも、技術を使ってより購買体験を改善する方が良いと答えました。

一方で50歳以上の消費者は、お店のデザインや雰囲気といった楽しく気持ちよいお買い物を望むと回答しました。

こどももおとなも楽しい購買体験に価値を置いていることが明らかとなりましたが、こうした体験に寄与できるのがプレイコーナーです。うれしそうにあそぶこどもを見れば、親はとてもうれしくなります。何かをもっと買ってあげたいという気持ちにもなるでしょうし、こどもも楽しい思い出ができたお店を忘れることはありません。今度は自分のお財布を握りしめて来店してくれるでしょう。

人は一度信頼や愛着を持つと、ずっとその製品・サービスを使い続ける傾向にあります。ブランド認知、ブランドのロイヤリティ獲得に大切なのは2歳から10歳という研究発表もあります。 

ROIから ROXへ

現在小売店はリターンofエキスペリエンス(ROX、投資した資本に対してどれだけの経験が得られたか)よりもリターンofインベストメント(ROI、投資利益率)を重視しています。しかし消費者が望み期待することと小売店との間にはギャップが見られるようです。

消費者ニーズに対応した店舗は来客数、リピーター数、収益率がアップします。ROX、IKCがどのように皆さまのビジネスのサポートができるでしょうか。

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